世界の蒸留酒を制覇したい!

ガツンとくるあの強さがたまりません。ウイスキーから焼酎まで世界の蒸留酒を様々な飲み方で味わっていきます。

イチローズモルト・クラシカルエディションは味は分厚いが滑らかだった

イチローモルト&グレーン クラシカル エディション」は飯田橋でたまたま見つけたウイスキーです。秩父ベンチャーウィスキーが製造・販売しており、48度という高いアルコール度数のため味は分厚かったのですが、口当たりは信じられないくらい滑らかでした。

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イチローモルトとは?

イチローモルト秩父市にある株式会社ベンチャーウィスキーが製造・販売しているウイスキーで、社長の肥土伊知郎(あくと・いちろう)氏の名を冠したものであることが知られています。

経営難に陥った実家の造り酒屋を譲渡する際、20年近く熟成していたウイスキー原酒400樽の処分を要求されて反発し、保管場所を提供してくれるウイスキーメーカーを自ら探したという逸話はあまりにも有名です。この原酒をベースに新しいウイスキーを製造し、さらに新たに設立した秩父蒸留所でも原酒の製造を行っています。

これだけ見るとイチローモルトは国産の原酒のみをブレンドしたジャパニーズウイスキーだと思ってしまうかもしれませんが、実はそうではありません。最も定番の「イチローモルト&グレーン ホワイトラベル」の場合。世界5大ウイスキーの産地を含む世界11か所の原酒をブレンドして製造されています。

飯田橋でたまたま見つけた「クラシカル エディション」

ベンチャーウィスキーは小規模な蒸留所であるため、大変な人気にも関わらず生産量は極めて限られています。

秩父神社前の「あさひや」

そのため秩父神社の真ん前の「あさひや」でホワイトラベルを見た以外、酒屋(酒売り場)の棚にイチローモルトが並んでいるのをこれまで見たことがありませんでした。

秩父神社の社殿

奉納された樽

秩父神社の社殿には奉納されたイチローモルトの樽が展示されており、本拠地の秩父なら多少は手に入りやすいのかもしれません。しかしインターネットか何かで取り寄せでもしない限り、東京で手に入れることは不可能だと思い込んでいました。

「イチローズモルト&グレーン クラシカル エディション」

そんな時に、飯田橋成城石井のカギのかかった棚にあったのが「イチローモルト&グレーン クラシカル エディション」です。

アルコール度数の高い酒

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プレミアム感を演出した見た目

「クラシカルエディション」は2021年に登場した比較的新しい商品です。価格は8000円を超えていて私が自分用に購入した酒としてはこれまでで最高額なのですが、イチローモルトのラインナップの中ではホワイトラベルに次いで下から2番目だったようです。

輸入先の地図

世界5大ウイスキー全ての原酒を使用していてホワイトラベルよりもモルト原酒の比率が高くなっており、アルコール度数は48度とかなり高めです。

黒地にゴールドの箱

黒地にゴールドの文字という見た目もからもプレミアム感が演出されています。

ストレート

クラシカル エディションのストレート

48度という高いアルコール度数でも口当たりは滑らかで、シルクのようでした。しかし味はやはり分厚く強烈で、飲み込むとのどが焼けるようでした。ほんのりスパイシー感がありました。

ロック

クラシカル エディションのロック

濃厚でありながら滑らかな口当たりで、しっとり感が出てきたようです。やはりスパイシーさを感じました。

水割り

次いで水で割ります。

クラシカル エディションと箱根の森の天然水

合わせる水は箱根の森の天然水です。

トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)

クラシカル エディションのトワイスアップ

水を加えることで口当たりにしっとり感が加わり、トロリとしてきたようです。ふんわりとした中にもコクがあり、スパイシーさが強まりました。

ハーフロック(1対1で氷を入れた水割り)

クラシカル エディションのハーフロック

一気にスッキリさらさらした口当たりになりました。それでもやはり味は強く、スパイシーさがほろ苦さに変わりました。

ハイボール

合わせる炭酸はサントリートニックウォーターです。いろいろ試してみましたが、どうやらこれが私には一番合っているようです。

クラシカル エディションのハイボール

引き続きしっかりとした味のままです。さっぱりとしたほろ苦さが感じられました。

味は分厚いが滑らかだった

48度という滅多にない高いアルコール度数のため味は分厚かったのですが、口当たりは信じられないくらい滑らかでした。やはり日本を代表するウイスキーであったと思います。

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