ジョニードラムはこれまで飲んできた中で最上級のバーボンでした。同じファミリーの中で5世代にわたって厳格に製法が守り続けられており、洗練された味わいとなっています。
最近知ったばかりの全く無名のバーボン
ジョニードラムは最近になって発見したバーボンウィスキーです。これまで1000円~2000円台のスコッチやバーボンを飲みまくってきた私でも全く知らなかった酒で、当ブログに記事を書くに際してネット上の「バーボンの人気ランキング20選」や「お勧めのバーボン26選」といった記事を徹底的にあたってみましたがどこにも記載はありません。
しかし飲んでみると洗練されたその味に驚かされました。
5世代に渡り製法を守り続けている
「ジョニードラム」という名前に関してはいくつかの逸話が紹介されています。
バーボン発祥の地であるケンタッキー州バーボン郡の中心地、バーズタウンで1870年にジョニー・ド ラムという人物が原酒をブレンドし、売り歩いたのが始まりというストーリーが最も出回っているようですが、南北戦争の際に南軍のドラマー・ボーイを務めたジョニードラム少年が故郷のケンタッキー州に戻ってトウモロコシを使い蒸留を始めた、などというものもあります。
いずれにせよ相当に歴史のあるウィスキーであることは間違いなく、ラベルにも「同じ一族の中で5世代にわたって製法を全く変えていない」と記載されています。
バーボンの生産においては蒸留の際に発生するもろみを次の仕込み水に加える「サワーマッシュ製法」が幅広く用いられており、ジョニードラムはこの昔ながらの製法を厳格に守り続けていることがこの「FINEST」に込められています。
ストレート
バーボン特有の荒々しさがなく柔らかくて滑らかな口当たりで、ストレートなのにスッキリ感がありました。味も香りもフルーティーで、今まで飲んできたバーボンとは全く違いました。
ロック
シルクのような滑らかな口当たりで、梅酒を思わせるしっとりとした甘さを感じました。バーボン特有のクセは全くありません。
水割り
次いで水で割ります。
合わせる水は横浜市の水源のひとつである道志川の清流水を詰めた横浜市オフィシャルウォーター「はまっ子どうし The Water」です。
トワイスアップ(1対1で氷を入れない水割り)
甘くて滑らかな味わいで、水で割ることによりまろやかさも感じられるようになりました。
ハーフロック(1対1で氷を入れた水割り)
サラサラした口当たりとなり、感じられる甘さもすっきりとしたものになりました。
ハイボール
上戸彩のCMで有名なソーダストリームを使用してつくった私好みの炭酸水を使用します。
ジョニードラム特有の甘さが炭酸とよく調和しており、フルーティーなシュワシュワ感が楽しめました。
洗練された最上級の味わいのバーボン
これまで飲んできたどのバーボンよりも洗練されており、滑らかでフルーティーな味わいは最上級であったと思います。私が発見した店では税抜きで1,990円とギリギリ千円台で購入でき、実にコストパフォーマンスに優れた酒と言えます。
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