2018-01-01から1年間の記事一覧
麦焼酎のいいちこはさつま白波と並んで本格焼酎の象徴的な存在で、世間的に幅広く浸透している銘柄です。様々な研究開発の結果現在の味わいにたどり着いたといいますが、飲んでみると驚きの味と香りでした。
さつま白波はまずい焼酎ではありません。芋焼酎特有の風味が臭く感じられるかもしれませんが、慣れてくるとそれが美味く感じられてきます。
赤霧島は黒霧島・白霧島と同様に霧島酒造が製造販売している芋焼酎で、新たに開発された紫芋を原料として使用しているため生産量が少なく、春と秋にのみ出荷される限定商品となっています。水割りにした時のシャキーンとした味わいがおススメです。
今回は大分むぎ焼酎二階堂をご紹介します。原料が芋ではなくて麦ということで味わいが大きく変わりましたが、そこには「低圧蒸留」という意外な秘密がありました。テレビのCMでも有名な二階堂はすっきりとしたシャープな甘さが印象的でした。
白霧島は霧島酒造創業以来のロングセラー商品で、横綱白鵬を起用したCMで知られています。白麹と平成宮崎酵母を使用して生み出された芋焼酎は濃厚でどっしりとした味わいで、私個人としては黒霧島よりも好みであるように思います。
今回は本格焼酎の黒霧島をご紹介します。出荷量日本一の黒霧島は「黒麹仕込み」が最大の特色ですが、すっきりとした甘さが印象的でした。
スコッチウィスキーのヘッジス&バトラー(H&B)は5通りの飲み方で評価してみると荒々しさと脆さが同居したような酒でした。3年物の原酒をブレンドした驚きのスコッチです。
バランタインハードファイアードは平成29年10月に発売開始となったばかりの新商品で、熟成の際にハードファイヤーリングという新しい製法で作られた樽を使用しています。従来のバランタインとは全然違う味わいでしたが、誰が何と言おうがあれはビターだと思…
アーリータイムズブラウンラベルは150年以上守り続けてきた伝統的製法から離れ、あえて日本市場向けに新たに開発された新商品で、滑らかな口当たりとフルーティーさが印象的でした。飲み方としてはトワイスアップが最適ではないかと思います。
アイリッシュウィスキーのブッシュミルズは世界に現存するウィスキー蒸留所の中で最も古い免許を持つと言われる蒸留所で製造され、スムーズで口当たりの良さが印象的な大変に飲みやすいウィスキーでした。5通りの飲み方を試してみて、ハイボールが最適だった…
スコッチウィスキーのリチャードソンは熟成が「3年以上」ということもあって税込みで900円前後という破格の値段ですが、この値段なら余裕で許せるという味わいでした。
今回はベル スコッチウィスキー オリジナルをご紹介します。一本1000円台前半のウィスキーを買うのは博打に近いものがあり、飲むときはいつもどぎまぎしていますが、スモーキーで力強い味わいはいかにもスコッチそのものであり、「当たり」であったのではな…
スコッチウィスキーのハディントンハウスを5種類の飲み方で評価しました。価格からは信じられないほどの上質な味わいで、コストパフォーマンスは最高です。
富士山麓樽熟成原酒50°はウィスキーの消費量が減少傾向にあった時代に次世代の主力商品としてキリンが開発した商品です。ノンチルフィルタード製法という特殊製法を採用することにより樽熟原酒本来の味わいを追求しており、一方で50度という高いアルコール度…
ジャックダニエルは角ばったボトルに黒いラベルが貼られた酒売り場でも一際目立つ存在で、バーボンウィスキーでありながらそれ以上にテネシーウィスキーであることを主張しています。ジャックダニエルの主力銘柄「オールドNo.7」が単一銘柄のウィスキーでは…
今回はバーボンウィスキーのワイルドターキースタンダードをご紹介します。荒くれ者が飲む酒という印象が強いのがバーボンの特色ですが、ワイルドターキーは特にそのイメージが強く、一方で歴代大統領が愛飲した酒としても知られています。今回5種類の飲み…
サントリーリザーブはどこの酒屋を覗いてみても2,000円台前半という価格帯となっており、角瓶やオールドと比べるとやや格上で、ニッカで言えばスーパーニッカと同レベルではないかと思われます。水割りにした時に決して崩れないその味はまさにサントリーらし…
スコッチウィスキーの「アイルオブスカイ8年」はスコットランドの北西部にあるスカイ島の名前に由来しており、スカイ島で唯一の蒸留所で生産されたタリスカにハイランドモルトをブレンドして製造したウィスキーです。味も香りもスモーキーですが、その奥に少…
ジムビームデビルズカットは独特のほろ苦さが印象的です。熟成の際に樽にしみこんだ原酒を独自の手法で取り出してブレンドするという、全く独自の方法で生産されたバーボンで、悪魔から奪った「取り分」はこのほろ苦さでした。
アーリータイムズは「開拓時代」を意味する名前であり、最もバーボンらしいバーボンだとされています。バーボンの伝統的製法を忠実に守り抜いたイエローラベルの味わいにはちょっとやそっとじゃ崩れない強靭さがありました。松田優作が愛したバーボンとして…
カナディアンウィスキーの代表的銘柄であるカナディアンクラブは軽快な味わいが特徴で、ロックかハイボールならありだと思います。1本千円台前半という手ごろな価格は何とも魅力的です。