焼酎
黒霧島EXは宮崎の霧島酒造による芋焼酎で、看板商品である黒霧島をさらに進化させたものです。両者の違いはどこにあるのか、黒霧島EXを飲んでみて考えました。
煌王は四半世紀以上熟成させた原酒を使用した大分県の麦焼酎で、43度という高いアルコール度数が特徴となっています。メルカリやリサイクルショップでなければ見られなくなった酒で、分厚い甘さとほのかな酸味が印象的でした。
麦焼酎の兼八は裸麦を原料に常圧蒸留で誕生させたもので、栗を思わせる甘さと香ばしさが印象的でした。飲み方としてはストレート・ロック・お湯割りがおすすめです。
ブラック奄美は奄美諸島の徳之島で造られる黒糖焼酎で、樫樽で長期熟成した原酒をブレンドして造られています。黒糖を指につけて舐めながら飲むというような熱烈なファンがいるような酒で、飲んでみると焼酎本来の甘い香りとコクに加えて酸味やほろ苦さも感…
「小鶴初心者お断り」は飲んでみるとIPAスタイルのビールである「インドの青鬼」に似た味と香りに感じられました。芋臭くてクセの強い味を懐かしむ芋焼酎を心から愛してやまない人のために開発された酒で、インパクトの強いラベルは商品棚の中でも異彩を放っ…
「百年の孤独」は宮崎の麦焼酎で、今上天皇が皇太子時代に愛飲した酒と言われています。生産本数が少なく人気に追い付いていないためなかなか目にすることができない酒です、しっかりとした甘さと香ばしさが印象的な酒でした。
木挽BLUEは世界で初めてそば焼酎を造った雲海酒造㈱が手掛ける芋焼酎で、名水百選である「綾の湧水群」の水と「黄金千貫(こがねせんがん)」、「日向灘黒潮酵母」を使用して昔ながらのこだわり製法で造られています。飲んでみるといかなる飲み方でも崩れな…
麦焼酎の「千年の眠り」はどんな飲み方でもすっきりとした甘さがありました。「百年の孤独」に見かけも名前もそっくりではあるものの、常圧での2度蒸留や長期の樽貯蔵といった違いがあり、アルコール度数は40度と高めですが、大変に飲みやすい酒でした。
栗焼酎のダバダ火振は四万十川上流域が栗の一大産地であったことから誕生した焼酎で、栗の持つ独特な甘さに魅力を感じました。大ヒットドラマ「半沢直樹」の原作において半沢が愛飲していた栗焼酎のモデルとなった酒だそうです。
麦焼酎の神の河(かんのこ)は果たしてまずいのか美味いのか、様々な飲み方を試した結果「ストレートかロックに限る」と思いました。焼酎初心者や女性に人気という柔らかで飲みやすい麦焼酎です。
今回は大分麦焼酎の吉四六(きっちょむ)をご紹介します。「焼酎ブーム」の先駆け的存在となった伝説的な麦焼酎で酒の苦手な人でもすいすいと飲めるクセのないまろやかな焼酎となっています。様々な飲み方がありますが、私自身はロックが最適ではないかと思…
今回は奄美黒糖焼酎の高倉をご紹介します。原料の黒糖は全て奄美大島産を使用しており、厚みのある甘さと薬草風味のほろ苦さが印象的でした。
球磨焼酎の特吟六調子は百年近い歴史を持つ蔵元でこだわりの製法により造られた焼酎で、味も香りも甘酸っぱいという驚きの体験となりました。
ニッカ・ザ・麦焼酎25度を飲んでみました。ニッカウヰスキーが製造した麦焼酎で、ニッカらしいスモーキーさの秘密は貯蔵・熟成とブレンドにありました。
米焼酎のメローコヅルエクセレンスは樫樽に詰めて長期間貯槽・熟成した焼酎で、そのためほんのりと琥珀色になっていました。アルコール度数が41度と高く、甘味と香りの強さが印象的でした。
麦焼酎のいいちこはさつま白波と並んで本格焼酎の象徴的な存在で、世間的に幅広く浸透している銘柄です。様々な研究開発の結果現在の味わいにたどり着いたといいますが、飲んでみると驚きの味と香りでした。
さつま白波はまずい焼酎ではありません。芋焼酎特有の風味が臭く感じられるかもしれませんが、慣れてくるとそれが美味く感じられてきます。
赤霧島は黒霧島・白霧島と同様に霧島酒造が製造販売している芋焼酎で、新たに開発された紫芋を原料として使用しているため生産量が少なく、春と秋にのみ出荷される限定商品となっています。水割りにした時のシャキーンとした味わいがおススメです。
今回は大分むぎ焼酎二階堂をご紹介します。原料が芋ではなくて麦ということで味わいが大きく変わりましたが、そこには「低圧蒸留」という意外な秘密がありました。テレビのCMでも有名な二階堂はすっきりとしたシャープな甘さが印象的でした。
白霧島は霧島酒造創業以来のロングセラー商品で、横綱白鵬を起用したCMで知られています。白麹と平成宮崎酵母を使用して生み出された芋焼酎は濃厚でどっしりとした味わいで、私個人としては黒霧島よりも好みであるように思います。